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FC/FSマルチフラットナー1.04× 発売のご案内
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2018年 8月 3日
FC/FSマルチフラットナー1.04×は、旧製品も含めたFC、FS系2枚玉フローライトシリーズの殆どの機種で使用できるフラットナーを8月10日に発売いたします。
FC/FSマルチフラットナー1.04×はレンズ2枚構成で、レンズ相互の屈折率に差を付けることで高次の像面湾曲を旧型の1/3まで減少させることができました。また、中心像の赤と青のハローも減少させていて、よりシャープな星像が得られるフラットナーに進化しました。
旧型のFS-60Cフラットナーでは、フルサイズ周辺とAPSサイズ周辺でのバックフォーカスの最適距離に若干の差がありましたが、FC/FSマルチフラットナー1.04×は、FS-60CBで使用してもRMS-SPOT直径でほぼ10μ以内と、旧型の1/2の最小星像になっています。
このフラットナーは、タカハシの2枚玉フローライト対物レンズを備えた機種用に設計してあるので、旧モデルも含めたFC/FSシリーズの殆どの機種にも使用でき、像面湾曲を補正することができます。
旧型機ではFC-50、FC-60、FC-65との相性が特に優れていて、FC-50との組み合わせでは、RMS-SPOTでフルサイズ周辺まで5ミクロン以内と、ほぼ無収差状態となります。
ただし、同じフローライトの2枚玉でもSKY90とFOA-60は対物レンズの収差補正の状態がFC/FS型とは異なりますので適応しません。
使用するには機種ごとに用意しました、別売のマルチCAリングが必要です。マルチCAリングは、FC/FSマルチフラットナー1.04×を生産終了モデルを含めた14機種で使用できるように7種類用意しました。旧型機用は順次発売してまいります。
FC/FSマルチフラットナー1.04× 仕様
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光学系 |
1群2枚 |
イメージサークル |
φ44mm の機種
FS-60CB、FC-76D、FC-100D
FC-50、FC-65、FC-76、FS-78
φ40mm の機種
FC-100DL、FC-60、FC-100、FC-125
FS-102、FS-128、FS-152
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最大径×全長 |
60mm × 40mm |
鏡筒側 |
M55.9 P=0.75 |
マルチCAリング側 |
M52 P=0.75 |
質量 |
110g |
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+FC/FS MF1.04X |
FS-60CB |
FC-76D |
FC-100D |
焦点距離 |
370mm |
590mm |
760mm |
口径比 |
1:6.2 |
1:7.8 |
1:7.6 |
イメージサークル |
φ44mm |
φ44mm |
φ44mm |
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>> マルチCAリング システムチャート (60C、76、100) |
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税抜価格
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FC/FSマルチフラットナー1.04× |
¥21,000 |
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マルチCAリング 60C: FS-60CB、FS-60C |
¥3,000 |
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マルチCAリング 76: FC-76D、FC-76、FS-78 |
¥3,000 |
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マルチCAリング 100: FC-100D、FC-100 |
¥3,000 |
※対応していないマルチCAリングを使用すると周辺収差が悪化します。 |
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