2015年 7月 7日
FSQ-130EDの超高性能な対物レンズ性能を生かすために開発した、専用の大型レデューサーです。新型の645レデューサー0.7Xは4群4枚構成で、2枚の凸レンズに高屈折低分散硝子を使用することにより、レデューサーで発生しやすい倍率色収差と色コマを最小限に抑えています。しかも短縮率は0.7倍で、f/5.0のFSQ-130EDが焦点距離455mmのf/3.5にまで明るくなります。イメージサークルはφ70mmと、645サイズは完全にカバーしていて、35mmフルサイズ周辺なら光量は90%もあります。(注:カメラマウント、カメラボディーなどでのケラレを加味しない値です。ご使用になる環境によっては、ケラレ等で減光する場合があります。)
FSQ-130EDと645レデューサー0.7Xの組み合わせは、屈折系アストロカメラとしてはとても明るく、実効F値はイプシロン光学系より小さくなります。SPOTダイアグラムによる最小星像は、35mmフルサイズ周辺(22mm)まで5ミクロン、645周辺(35mm)まで8ミクロン以下とたいへんシャープな星像です。また反射型アストロカメラと異なり、周辺減光の少ないのがメリットとなります。
FSQ-130EDと共にご検討ください。
645レデューサー0.7×(FSQ-130ED) [KA38580] 使用時
|
焦点距離 |
455mm |
口径比 |
1: 3.5 |
イメージサークル |
φ70mm |
|
|