PM−SP 発売のご案内
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2014年 9月 5日
PM-SPは極軸望遠鏡・モーターを内蔵したポータブル赤道儀で、スターベースオリジナルとして販売しているTG-SPを大きく頑丈にした極軸ユニットです。しっかりと効くクランプと軽く回すだけでモーター駆動と手動操作を切り替えられるインナークラッチ機構の採用で強度と信頼性がアップしています。
基本となるのはPM-1XYの赤緯体をベースにしたモデルで、これに様々なアクセサリーを組み合わせることで、いろいろな使い方ができます。部品の組み合わせによっては小型のドイツ式赤道儀に組み上げることも可能です。
PM-SPは使用目的、撮影スタイルに合わせた型に組み上げられる発展型赤道儀です。
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モータードライブ
赤道儀に内蔵のモーターは単三電池4本で駆動します。コントロールボックスはPM-1と同じもので、切り替えスイッチをPM-SPにして使います。
基本の恒星時駆動の他に、恒星時の0.7倍、0.5倍、0.3倍の追尾速度が選べるので、地上の景色を入れた いわゆる星景写真の撮影で、恒星時追尾または固定撮影とは一味違う作品がねらえます。
太陽時駆動にも設定できるので日食観測に便利です。修正速度は2倍と停止になります。
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【PM−SP用オプション品】
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【SPプレート300】
【アリミゾ(PM−SP)】
アリガタ付きのプレートはいろいろな使い方に応用できる万能プレートです。
日食など機材を軽量・コンパクトにまとめたいときは、このプレートに2本の鏡筒やレンズを載せることができます。赤緯方向の微調整にTG-SPの赤緯軸が使えるように検討しています。
アリガタ仕様のプレートはバランス調整も簡単です
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【マッチプレート(小)】
バンド受けは他の赤道儀と同様に8mmのタップ穴が35mm間隔で開いていますから 、マッチプレート(小)など既存のプレート類が取り付けられます。ただし、PM-SPには極軸望遠鏡があるため、極望用の穴の開いた専用品が使いやすいです。
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【PライトSP】
極軸合わせの助けになるPライトも専用品を用意しました。極軸望遠鏡を覗きながら、対象星が見やすくなるように明るさの調整ができます。
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【AZ微動ステージ】
AZ微動ステージを35傾斜金具とカメラ三脚の間に取り付けることで、極軸合わせに便利な水平・垂直微動が追加できます。
ギア式でないエレベーター付きの三脚ならば水平方向はスムーズに回るので、北側の脚にアジャスターを噛ませれば極軸合わせがやりやすくなります。
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【PM−SPプレート】
【TG微動ユニット】
【バランスシャフトSP】
【TG−SP2ウエイト】
赤緯軸プレートとTG-SPの赤緯微動ユニットを取り付ければ小型赤道儀に早変わり。
星が見たい、と思い立ったときに手軽に持ち出せる身近な存在です。
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TG-SP(左)とPM-SP(右)にオプションを追加し
ドイツ式赤道儀に組み上げた状態での比較写真
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形式 |
モーター内蔵ポータブル赤道儀 |
赤経微動 |
ウオームホイル全周微動 (歯数:112枚)
ステッピングモーターによる電動駆動
クラッチ操作で手動可能 |
搭載質量 |
約 4kg |
質量 |
PM-SPユニット:1.8kg(コントローラー、ケーブルを除く) |
極軸望遠鏡 |
固定内蔵式、倍率 5倍
スケールパターン(2050年まで対応、導入枠・時角目盛付)
*北極星用導入枠・時角目盛付サークル
*八分儀座σ星用導入枠・時角目盛付サークル
*八分儀座τ星導入枠
*八分儀座χ星導入枠
*水平・垂直基準十字線
*ηUMa星指標線
*εCas星指標線
*αCru星指標線
*αEri星指標線 |
モータードライブ |
駆動周波数:40PPS
駆動速度:恒星時、恒星時の 0.7・0.5・0.3倍速、太陽時
対応地域:北半球、南半球
電源:単三電池4本内蔵、外部電源入力 DC6V
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付属品 |
コントロールボックス、コントローラーケーブル、工具 |
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税抜価格
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