ε-130D β-SGR仕様 発売のご案内
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2013年12月 5日
ご好評をいただいておりますコンパクトアストロカメラ 「ε-130D」 にセミオート電動フォーカスの接眼体を組み込んだβ-SGR仕様を発売いたします。
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光学系は標準品と同じもので、主鏡に双曲面(ハイパーボライド)を使い、接眼部に補正レンズを配置したイプシロン光学系です。
電動フォーカサーはε-180EDで採用しているフランジ型ではなく、ラック&ピニオン型になります。ε-130Dは小型であるため、接眼体と鏡筒バンドの距離が短くフランジ型だと干渉してしまうため、コンパクトに収まるラック&ピニオン型となりました。
カメラの接続と操作性は標準型と同じで、回転装置も普通に使えます。合焦ハンドルがありませんので、コントローラーのボタンを押しての操作、もしくはパソコン(Windows機)とつないでアプリケーションからの操作となります。
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ε-130D β-SGR仕様
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形式 |
ハイパーボライド・アストロカメラ |
有効口径 |
130mm |
焦点距離 |
430mm |
口径比 |
1: 3.3 |
イメージサークル |
φ44mm (画角: 5.9°) |
斜鏡短径 |
φ63mm |
鏡筒径 |
166mm |
鏡筒全長 |
460mm |
質量 |
5.1kg |
ファインダー |
オプション |
対応鏡筒バンド |
166WS |
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ピント合わせは、専用ソフトウエアによりモーターを制御し、カメラ位置を移動させながら撮影していきます。撮影した画像を元に、対象星のピクセル面積を測定し、面積変化を二次関数の近似曲線で表現します。この近似曲線からピーク点を計算によって求め、ソフトウエア画面にある「推奨値に移動」をクリックすれば、ベストフォーカス位置にカメラが移動します。 自動移動にチェックを入れておけばベストフォーカス位置を決定後推奨位置に移動します。推奨位置は1μm単位で制御しているので、目盛りを見ながら一定間隔ずつ動かして撮影しピント位置を決める方法に比べると、β-SGR仕様なら簡単に精度良くピント合わせができます。
また、ピント合わせは鏡筒を撮影対象に向けたままでほぼ行えるので姿勢変化を気にすることはなく、ピント合わせ用の星を導入する必要もないので効率よく撮影ができます。
制御ソフトはフランジ型β-SGRと共通ですので、フランジ型をお使いの客様はUSBケーブルをつなぎ替えるだけでご使用いただけます。
フォーカスアナライザー機能があるので、ピント合わせ用に撮影した画像全体をサンプル解析し撮像面全体のピント評価が可能ですから、能率良くスケアリング評価ができます。
また、天文関連機器の外部制御ソフトウェア規格 ASCOM に対応していますので、ASCOM 準拠の制御ソフトウエアとの連携が可能です。
β-SGR
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PC動作環境 |
OS: Windows XP / Vista /7 (すべて32bit版)
基本ソフト: Net Framework 3.5
CPU: 1GHz以上のプロセッサー
(推奨 Core2Duo 2GHz以上)
メモリ: 1GB以上
(推奨 2GB以上) |
PCとの接続 |
USB2.0 |
消費電力 |
DC12V 1.0A (Max)、電圧は24Vまで対応 |
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税抜価格
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ε-130D β-SGR仕様 |
¥360,000
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ε-130D β-SGR(6x30F付) |
¥368,000
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鏡筒バンド(166WS) |
¥35,000
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Mプレート(小) |
¥14,800
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ファインダー 6倍30mm(B) |
¥11,600
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ファインダー脚 6×30(B) |
¥3,800
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発売予定日
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