PM-1XYの主な特徴
■赤経・赤緯ともにクラッチ機構付。
PM-1XYは赤経・赤緯のウオーム軸に電動・手動の切り替えが簡単なクラッチ機構を採用しています。クラッチハンドルを軽くしめるだけでロックでき、逆回転してもゆるむことはありません。 赤経軸のクラッチはインナークラッチ機構を採用しています。このクラッチの特徴は、ハーフクラッチ状態で使用できることです。 赤緯は、ロックネジ方式です。
非常時には手動で使える赤道儀は、日食などの海外遠征では信頼の置けるパートナーとなります。
■シーンに応じて赤道儀で追尾するPM-XYモード
[駆動形式]
・恒星時駆動(40PPS)
・太陽時駆動
・恒星時の0.7倍速
・恒星時の0.5倍速
・恒星時の0.3倍速
・月追尾(恒星時の0.97倍速)
・任意の設定速度(恒星時の0.9〜1.05倍速)
■赤緯微動ユニットを極軸として使うPM-SPモード。
PM-SPモードでは赤緯微動ユニットを極軸として使い恒星時駆動します。小型の星野写真撮影用架台として活用できます。
[駆動形式]
・恒星時駆動
・太陽時駆動
・恒星時の0.5倍速
・月追尾(恒星時の0.97倍速)
※マッチプレート(小)、35傾斜金具、架台アダプター、Sメタル三脚はオプションです。
■タイムラプス動画に動きを加えるPM-AZ(TL)モード。
PM-AZ(TL)モードは、PM-1XY赤道儀を経緯台(フォーク経緯台または全方位経緯台)にして使います。方位・高度の回転速度は独立してセットできます。 水平方向: 〜 約1.0度/分、垂直方向: 〜 約1.3度/分
また、経緯台スタイルでボタンを押した時だけ動作するPM-AZ(ALTAZI)モードも搭載しています。
■コントローラー一つで二つの極軸を駆動できるPM-Wモード
極軸部と赤緯微動ユニットを別々の三脚にセットし、それぞれにケーブルを接続すると、コントローラーが一つでも2台を同時に恒星時駆動できます。赤経ユニット側にカメラを複数載せて流星の写真を撮る傍らで、星野写真を撮影するという使い方もできます。
[駆動形式]
・恒星時駆動
・太陽時駆動
・恒星時の0.5倍速
※カメラ台、Sメタル三脚、ブリューナック、35傾斜金具、赤緯ユニット固定金具、カメラ三脚はオプションです。
■固定内蔵式の極軸望遠鏡組み込み赤緯微動ユニットも用意しました。
PM-SPモードでは赤緯体を極軸として使えます。精密な極軸合わせのできる極軸望遠鏡内蔵赤緯ユニットも用意しました。PM-1XYは極軸望遠鏡内蔵赤緯微動ユニットとの組み合わせも選択できます。
>>PM-DXY 動作仕様表 |