FC-76D 発売のご案内
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2012年 6月 5日
1980年代の名機FC-76が、デジタル天体写真の時代に対応した光学系で復活しました。
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オリジナルと同じで後ろ玉にフローライトレンズを配し、前玉を現代のエコガラスを使った新設計の対物レンズは、焦点距離は30mmほど短くなりましたが青ハローは約30%減少しました。
鏡筒は、鏡筒径がオリジナルと同じ径で、フードを今では標準となっているスライド仕様のFC-76DSとフードは固定式で鏡筒径を細くし、ファインダーをオプションとした分、お求めになりやすい価格のFC-76DCをラインアップしました。 光学系は同一ですが、FC-76DSは50.8mmスリーブのアイピースや天頂ミラーの使用が可能であり、撮影カメラも本格的なものが使用可能です。FC-76DCは31.7スリーブのアイピースなどの使用が基本であり、撮影カメラも小型のものを想定しています。
また、発売予定のFC-76D用のレデューサーを取り付けると417mm(F/5.5)に、FC-76D用フラットナーを取り付けると594mm(F/7.8)になり、それぞれで35mmフルサイズの イメージサークルまでフラットフィールドで青ハローのほとんどない星像が撮影できます。(※レデューサーは、周辺減光の関係で光量60%のイメージサークルはφ36mmとなります。高倍率観測には、エクステンダーQ 1.6Xとのマッチングが最良で眼視用には完璧な中心像が得られます。)
デジタル対応に生まれ変わったFC-76Dは、皆既日食の撮影にはデジタル一眼レフカメラと組み合わせると適度な焦点距離と口径比であるなど、コンパクトなフォトビジュアル機としてさまざまな観測に活躍するコストパフォーマンスの高いバリューモデルです。
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FC-76DS
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形式
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2群2枚 フローライトアポクロマート
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有効口径
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76mm
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焦点距離
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570mm
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口径比
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1: 7.5
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鏡筒径
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95mm
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鏡筒全長
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660mm ( フード収納時は567mm)
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質量
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3.0kg
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ファインダー
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6倍30mm
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対応鏡筒バンド
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95S [KA21420]
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FC-76DC
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形式
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2群2枚 フローライトアポクロマート
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有効口径
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76mm
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焦点距離
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570mm
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口径比
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1: 7.5
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鏡筒径
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80mm
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鏡筒全長
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650mm
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質量
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1.8kg
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ファインダー
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オプション
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対応鏡筒バンド
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80QS [KA20420Q]
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レデューサー 使用時
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焦点距離
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417mm
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口径比
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1: 5.5
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イメージサークル
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φ36mm
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フラットナー 使用時
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焦点距離
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594mm
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口径比
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1: 7.8
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イメージサークル
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φ40mm
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エクステンダーQ1.6×[KA00595] 使用時
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焦点距離
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916mm
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口径比
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1: 12.0
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税抜価格
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FC-76DS 鏡筒 |
¥171,000
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鏡筒バンド(95S) |
¥11,600
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FC-76DC 鏡筒 |
¥129,000
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鏡筒バンド(80QS) |
¥11,400
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発売日
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