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TOA-645フラットナー 登場
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2021年 9月 2日
ワンランク上の撮影領域へ
販売終了となった67フラットナーに代わる商品として、ラージフォーマット対応高性能フラットナーを開発しました。
タカハシオリジナル設計のTOAシリーズは、色収差と球面収差は完全無欠の補正をしている、圧倒されるほどに鋭い中心像を誇る超高性能屈折望遠鏡です。しかし収差性能を突き詰めたあまり、焦点距離がほぼ同じ対物レンズと比較すると像面湾曲がやや大きく、星野撮影をするときにフラットナーやレデューサーといった補正光学系を使用しないと視野の隅で星像が乱れました。
これまでTOA用に2種類のフラットナーがありました。67フラットナーは現在用いられているデバイスでは必要としない範囲までイメージサークルとして補正しているため、φ50mmまでの収差補正レベルが現在のデバイスでは満足できなくなってしまいました。 35フラットナーは眼視も考慮した設計で、後ろに天頂ミラーを取り付けられるなど使い勝手も考慮したため、レンズのレイアウトなど光学性能を追求しきれませんでした。
今回発売するTOA-645フラットナーは、そのような制約を排除しTOA-130とTOA-150ごとに最適な光学設計の解を追求して、妥協が一切無い対物レンズの性能を100%生かすベストパートナーになる製品です。 バックフォーカスはあえて揃えず、TOA-130とTOA-150でそれぞれに最適なバックフォーカスを設定しています。イメージサークルは645判のφ60mmまでとし、特に現代のデジタル時代においては要となるφ50mmまでの範囲を重点的に補正してあります。
これによりTOA-130とTOA-150は共にRMS-SPOT直径は中心で1ミクロン、φ30mmで2ミクロン、φ43mmで3ミクロン、φ50mmで4ミクロン、φ60mmで5ミクロンになります。計算上イメージサークル内では、現代のピクセルサイズの細かい高性能カメラでも1ピクセルに収まるほどの高性能フラットナーです。
なお、取り付けネジはM72 P1なので、現行のTOA-130NS、TOA-130NFBとTOA-150Bの他、歴代TOAの全機種で使用できます。
TOA-645フラットナー 仕様
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TOA-130シリーズ
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TOA-150シリーズ
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TOA-645フラットナー |
130セット
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150セット
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焦点距離 |
990mm
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1085mm
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口径比 |
1:7.6
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1:7.2
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イメージサークル |
φ60mm
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φ60mm
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光学系 |
2群2枚
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2群2枚
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最大径×全長 |
φ78mm × 70mm
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φ78mm × 60mm
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鏡筒側 |
M72 P=1.0
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M72 P=1.0
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カメラ側 |
M54 P=0.75
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M54 P=0.75
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質量 |
360g
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330g
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価格(税込)
TOA-645フラットナー130セット |
¥59,400 |
TOA-645フラットナー150セット |
¥69,300 |
<オプション> |
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カメラ回転装置(TSA-102) |
¥26,400 |
67フラットナー延長筒 |
¥8,250 |
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左:TOA-645フラットナー130セット
右:TOA-645フラットナー150セット |
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発売日
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