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2019年のニュースリリース

FSQ-106EDP 発売のご案内

2020年 4月 3日

アドバンスドペッツバール型フォトビジュアル望遠鏡

FSQ-106EDがデビューして13年になりました。まだ銀塩写真の時代でしたので、ラージフォーマットでの撮影に対応したフォト・ビジュアル光学系として誕生したFSQ-106EDも、今では取り囲む環境は完全にデジタルに入れ替わりました。そんな時代変化があっても、FSQ-106EDはまだ現役でバリバリに活躍できる望遠鏡として多くの方から支持されていることを誇りに思っています。
そこで、この光学系をもっと多くの方に使っていただきたく、鏡筒末端に回転装置のないFSQ-106EDPを数量限定の特価で販売することにいたしました。光学系は広い画角で完全なフラットフィールドな像面を結ぶ発売当初の形式を踏襲しています。この機会に是非完全分離したアドバンスペッツバール型フォトビジュアル望遠鏡のFSQ-106EDPをご検討ください。

FSQ-106EDP 仕様
形式 改良ペッツバール型 アポクロマート
有効口径 106mm
焦点距離 530mm
口径比 1: 5.0
イメージサークル φ88mm
鏡筒径 125mm
鏡筒全長 665mm (フード収納時は570mm)
質量 6.4kg
ファインダー オプション

■FSQ-106EDPの特徴
FSQ-106EDは鏡筒の末端に回転装置が付いていて接眼体全体が回転しましたが、FSQ-106EDPは鏡筒と接眼体は固定し、カメラのレボルビングはドロチューブに付けた回転装置によって行なう仕様に変更しました。
FSQ-106EDではレボルビングを行うためにロックを緩めると接眼体の保持も解放してしまい、光軸、ピント位置が動く恐れがありましたが、この不安は解消されます。また、レボルビングを行うとファインダーが付いた接眼体ごと回転したのでファインダーの位置が変わってしまいましたが、ファインダーの位置はレボルビングとは関係なくなりました。

ドロチューブはFSQ-106EDと同じですが、その先に645RDアダプター接続環を介してカメラ回転装置(CCA-250)が取り付き、その後ろが、補助リングS(FSQ-130ED)、2種アダプター(CCA-250)、眼視アダプター(CCA-250)、アイピースアダプター接続環(短)、31.7アイピースアダプターとなります。
眼視アダプター(CCA-250)を外したところがM54 P0.75ですので、カメラマウントDX-WRが取り付きます。

本体は大きさの割に重量感がありますが、スライドフードの採用により非常にコンパクトに収納できます。フードを収納すると570mmになります。収納に高級なカメラレンズのようなアルミケースを使えば、運搬するときに衝撃を防ぎやすくなります。
接眼体とドロチューブの摺動・保持とピニオンギア回転部にベアリングを採用したことで、精度と強度に対して安定した性能を維持することができます。MEF(減速微動装置)を組み込んだ微動装置は、素早く正確なピント合わせを行えます。

>> システムチャート

■レデューサーシステム
FSQ-106EDPに使用できるレデューサーは、レデューサーCR0.73×、F3レデューサー0.6×、645レデューサーQE0.72×の3種類です。この中から目的にあったものを選んでお使いいただけます。

・レデューサーCR 0.73×
標準的な3群4枚構成のレデューサーで、組み合わせると焦点距離が385mm(f/3.6)と望遠レンズ並みの明るさになります。イメージサークルはφ44mmあり、主焦点(f/5)と同レベルの色収差補正、フラットフィールド性能を維持しているのでデジタル一眼レフカメラによる撮影にも適した光学系になります。

レデューサーCR0.73× 併用時の仕様
焦点距離 385mm
口径比 1: 3.6
イメージサークル φ44mm (光量60%)

・F3レデューサー 0.6×
併用することによりFSQの主焦点f/5をf/3にまで明るくします。イメージサークルはφ44mmと35mmフルサイズに対応しています。f/3まで明るくしても、倍率色収差と色コマの発生を高屈折低分散ガラスを使用することで極力抑えています。
フルサイズ周辺でのRMS-SPOT計算値は、レデューサーCR0.73×と組み合わせたときの約半分の8ミクロン以内と大変シャープな星像が得られます。 また空気接触面全面に、可視光全波長で波長依存の少ない多層膜コートを施しており、光学設計時のゴーストシュミレーションでの追跡と相まってゴーストが発生しにくいレデューサーになっています。 (※フィルターの位置およびフィルターの種類によってはゴーストの発生する可能性はあります。)

F3レデューサー0.6× 併用時の仕様
焦点距離 320mm
口径比 1: 3.0
イメージサークル φ44mm

・645レデューサーQE 0.72×
645レデューサーQE0.72Xは大口径の4群4枚のレンズを使用し、焦点距離を 380mm f/3.6 と屈折望遠鏡では類を見ないほど明るくしながらも、大きなイメージサークルと豊富な周辺光量、そしてイメージサークル全面に渡る鋭像を実現しています。
イメージサークルはφ60mmあり、中心から30mmの所でも光量は70%以上確保しています。また35mmフルサイズカメラの対角にあたるφ44mmの部分では90%以上の光量があり、レデューサーCR0.73×と比較すると約50%増の周辺光量で、現在一般に市販されている冷却CCDカメラやデジタル一眼レフカメラの撮像素子ではほぼ周辺減光の気にならないレベルです。(※設計値で、実際の撮影ではカメラマウントによって光束が制限され減光が発生します。)

645レデューサーQE 0.72× 併用時の仕様
焦点距離 380mm
口径比 1: 3.6
イメージサークル φ60mm

税抜価格
FSQ-106EDP 鏡筒
完売御礼
鏡筒バンド(125S・KBプレート付)
¥34,000
鏡筒バンド(125WS)
¥40,000
KBプレートW
¥22,000
レデューサーCR0.73×
¥62,000
F3レデューサー0.6×
¥150,000
645レデューサーQE0.72×
¥172,000
2種アダプター(FSQ-130ED)
¥8,500
6倍30mmファインダー・脚付き
¥16,500
7倍50mmファインダー・脚付き
¥33,300
発売日
6月から順次出荷の予定ですが、前後することもあります。
※昨今の情勢により出荷が当初の計画より大幅に遅れますが、予約を受付ています。
 予定数に達し次第終了いたします。