2016年 5月27日
FC-76Dの対物レンズとエクステンダーCQ1.7Xを組み合わせて長焦点化できる、「FC-76DCU+EX-CQセット」を30セット限定で販売します。 FC-76DC単体の焦点距離は570mm(f/7.5)ですが、エクステンダーCQ1.7Xを組み込むと収差補正して954mm(f/12.6)に延長します。高倍率が得やすくなりますので、近づいている火星の観望にはお勧めです。 組み込む位置は鏡筒の中間となるため、以前限定発売したFC-76DCアニバーサリーモデルと同じ鏡筒分割式になっています。対物側はFS-60CBのオプション品として販売しているFC-76DC対物ユニットと同仕様のものです。 焦点距離570mm(f/7.5)の分割鏡筒は、フルサイズのデジタル一眼カメラで皆既日食を狙うのに手頃な焦点距離ですので、来年アメリカで起こる皆既日食用に携行するにも適した鏡筒です。 火星から皆既日食、さらにFC-76DC用のレデューサーやフラットナーまで使えるFC-76DCUは、対象、シーンによって使い分けができる万能機です。 30セット限定の発売になりますので、お早めに取扱店にお問い合わせください。
塗装はTemma2Z赤道儀から採用しているライトブルー色です。
■主な仕様 【FC-76DCU】 ・口径:76mm ・焦点距離:570mm ・口径比: 1:7.5 <エクステンダーCQ1.7X装着時> ・焦点距離:954mm ・口径比: 1:12.6 ・鏡筒径:80mm ・鏡筒全長:656mm (795mm) ・質量:1.9kg (2.2kg) ※括弧内はエクステンダーCQ1.7X装着時 ・ファインダー:6倍30mm