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2015年のニュースリリース

EM-10などの新スケールパターンが完成しました

2015年 9月11日

現在は生産が終了していますが、極軸望遠鏡を内蔵しているEM-10シリーズ、P型、H型、SKYキャンサー系赤道儀と後付け式のEM-1、EM-1S、スペースボーイの極軸望遠鏡用新型スケールパターンが完成しました。機種によって異なりますが、オリジナルの状態では、現在の北極星の位置が内円上、もしくはさらに内側に入っています。新しいスケールパターンは2050年まで対応しています。
スケールのデザインはPM-SPと同じで、北極星用は歳差補正の目安に実線と破線の円が3つあります。これらの円と十字線を基準に時角を計算して北極星を導入しますが、最近は北極星の位置を表示するスマホのアプリなどがありますので、それらを使うと便利です。
また、おおぐま座η星かカシオペア座ε星を目視して指標線を合わせ、導入枠に北極星を導入する方法も使えます。この方法は北極星の時角を計算する必要はありません。
八分儀座σ星用も北極星と同様に、2010年、2030年と2050年の位置に円があります。南半球では、南十字座α星かエリダヌス座α星を目視して指標線を合わせ、八分儀座の3つの星(σ、τ、χ)を導入枠に導入します。
指標線を使ったセッティングはできませんが、ポーラーファインダーもこのスケールに交換できます。

新スケールパーターン
スケール交換費用(税別)
EM-10シリーズ
¥27,000
P型、H型、SKYキャンサー系
¥21,000
EM-1、スペースボーイ用極軸望遠鏡
ポーラーファインダー
¥12,000
※EM-10赤道儀はモーターの仕様に関係なく、すべて交換できます。
※SKYキャンサーがベースとなっているFC-50ファミリーセットの赤道儀なども交換できます。
※このスケールの対応機種はすべて生産終了していて在庫はありません。
※これらの機種は生産後時間が経過していますので、油脂の劣化等が考えられます。極軸望遠鏡内蔵の機種は、オーバーホールと一緒にご依頼いただくと、スケール交換費用が表記価格X0.4 となりますので、合わせてご検討ください。