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α-SGR 制御ソフトをバージョンアップ

2008年 6月 2日

ご好評いただいています、オートガイダー α-SGR(ルクバト)の制御ソフトをバージョンアップしました。
既にご購入いただいていますお客様も、制御ソフトのバージョンアップで新しい機能がご利用いただけますので、「お問い合わせ」−「各種サポート情報」からダウンロードしてご使用ください。

ルクバト V2.0 の変更箇所
  • メトカーフ法彗星追尾モードを追加
    手動で行うガイド星を使ったメトカーフ法と同様に、ガイド星を移動しながらガイドしますので、コンポジット処理も画像の位置調整をせずに合成処理ができます。 TemmaとStellaNavigatorがあれば設定も簡単です。彗星の移動データは手動でも入力できますので、Temmaでなくても動作します。

    陳・高彗星(C/2008 C1)
    MT-160 +レデューサー (f/4.8) JP赤道儀 α-SGR V2.0でメトカーフ追尾
    露出 7.5分 を 8枚コンポジット 総露出時間 60分

    メトカーフ法 追尾設定画面

  • インターバル撮影機能が充実
    ・露出設定を6段階ステップに変更。
    ・ニコン用Timeモードを追加。
    ・ダーク補正タイマを追加。
    ・全体の繰り返し動作を追加。
    ・撮影プログラムの全時間をカウンタダウン表示。
    ・撮影ログ機能の追加。
    ※自動ガイドを停止しても動作するので、流星カメラなどのインターバルタイマーとしても使えます。

    カメラコントロール設定画面

    レリーズシーケンス

  • ガイド星位置検出を移動平均から加重平均に変更
    位置検出を加重平均に変更し、直前のガイド星位置の評価比重を高めガイド修正の応答性を改善しました。それにより、今までよりも短焦点のガイド鏡で長い焦点距離のガイドが可能になりました。
    テストでは、FS-60C(焦点距離:355mm)でカメラ解像度を640×480Pixelに設定して自動ガイドをおこない、μ-250(焦点距離:3000mm)の直焦点でほぼ点像を得ています。よって、焦点距離700mm位のガイド鏡なら、PCカメラの解像度を320×240Pixelで使用しても同等のガイド精度が得られます。

    M 4 μ-250(焦点距離:3000mm) α-SGR V2.0自動ガイド 露出10分×4
    NJP赤道儀 FS-60C(焦点距離:355mm) WATEC Wat-120N+(640x480Pixel)

  • PCカメラの種類による機能制限がなくなりました
    V1.0 では、ガイド枠の表示や解像度切換ができないPCカメラがありましたが、V2.0からはほとんどの機種に対応したので、お好みのPCカメラがお使いになれます。

    主な機種の対応
    ・ToUcam Pro (Philips)
    色空間による機能制限(ガイド枠の非表示及び解像度切替)を改善しました。

    ・NexImage (Celestron)
    フレーム間隔が一定しない等の課題で利用できませんでしたが、色空間の設定によりご使用いただけるようになりました。

    ・WAT-120N+ (Watec)
    別途ビデオキャプチャーデバイス(Video for Window対応)が必要になりますが、FS-60CBでも、ほぼ全天でガイド星が捕らえられるので、ガイドマウントが無くても撮影できます。ただし、メトカーフ法追尾を行う場合は、ガイド星の移動距離を確保するためガイドマウントが必要です。

  • 画面全体の輝度改善
    赤を基調とした画面も選択できるようになりました。

接 続 例

動作に必要なケーブルは付属しています
・制御ケーブル(α-SGR制御装置 - 赤道儀の [AUTO GUIDE] 端子)
・USBケーブル(α-SGR制御装置 - パソコン)
・レリーズケーブル(EOS Kiss シリーズ用)
注)EOS Kiss シリーズ以外のカメラを使うには、レリーズケーブルの加工が必要になります。ご自分での加工が不安な方は、info@a-sgr.net までお問い合わせください。

付属のケーブルで接続可能な赤道儀
・Temma, TemmaPC, Temma2
・TemmaJr, TemmaPCJr, Temma2Jr
・USD, USD II, USD3
・PD-7XY, PD-8XY
オプションのケーブルで接続可能
・E-ZEUS

使用環境や相性等により100%の動作保証はできませんが、Temmaとパソコンを接続するRS-232Cケーブルに「USB-シリアル変換ケーブル」を使用してUSBハブに挿せば、パソコンからはUSBケーブル1本だけで、自動導入、オートガイド、デジタル一眼レフカメラの露出コントロールができます。その場合、α-SGR制御装置とUSBハブは、プレートに固定するとケーブルがスッキリします。

PCカメラ(別売)
基本的には、Video for Windows 対応のPCカメラならば使用可能です。しかし、一部のカメラの中には特殊なデバイスドライバが使われているなどの理由で使用できない場合があります。

動作確認しているPCカメラ
・Kenko デジアイピースPro
・Philips ToUcam PRO(PCVC840K/20)
・Philips ToUcam PRO(PCVC740K)
・Logitech Qcam Communicate STX(QCAM-130E)
・Logitech Qcam Pro 4000(QV-4000R)
・Celestron NexImage
・サンワサプライ CMS-V22SETBK
・サンワサプライ CCD-USBV7
・秋月電子 CMOSウェブカメラ
※デジアイピースProとNexImage以外は、望遠鏡に取り付けるための加工が必要です。

動作の不具合を確認しているPCカメラ
・Meade DSI-Pro

注)USBポート及びUSBハブの種類によっては、PCカメラをハブ経由で接続するとCPU負荷が高く、制御動作が遅くなる場合があります。この様な場合は、USBハブを使用せずに直接PCに接続してください。

α-SGR 制御ソフト(V2.0)
PC 動作環境 OS:Windows 2000 / XP (32bit版)/ Vista (32bit版)
DirectX:8.1以降
Net Framework:1.1
CPU:1GHz 以上のx86 プロセッサ
メモリ:512MB以上
HDD:15MB以上の空き容量
グラフィック:24ビットカラー SVGA(800×600)以上
USBポート:USB2.0推奨
ドライブ:CD-ROM対応
ガイド用カメラ入力 USB 接続,「Video for Windows」対応
ガイド出力 赤経(RA+,RA-) 赤緯(DEC+,DEC-)
ACC(アクセサリー) 各接点出力
カメラ制御 6系統プログラムモードに対応
制御時間:0 - 9999秒,接点出力
ガイド制御 自動ガイド,手動ガイド
キャリブレーション 全自動測定
撮影付加機能 メトカーフ法彗星追尾
インターバル撮影機能
EOSシリーズ用ミラーアップ
露出時の制御用PC画面OFF
計測機能 ガイドデータのログ,撮影データのログ,環境温度記録
解析ソフト インストールCD-ROMに収録
α-SGR 制御装置
接続 USB(仮想COM ポート)接続
電源 USBバスパワー(消費電流150mA以下)
温度センサー 測定範囲:-10〜50℃ 精度±2℃以下
ミニステレオ3.5mm ジャック接続
制御出力 5回路 無電圧接点出力(AC/DC30V,0.5A以下)
ミニDIN6 ピンコネクタ接続
カメラ制御出力 1回路2接点 無電圧接点出力(AC/DC30V,0.5A)
ミニステレオ2.5mm ジャック接続
外形寸法 65(幅)×105(高さ)×40(奥行)mm
※突起部を含まず
質量 130g (本体のみ)

【商品構成】
・α-SGR制御装置
・制御ケーブル
・USBケーブル
・レリーズケーブル(EOS Kiss用)
・温度センサ
・CD-ROM
・取扱説明書
・エンドユーザーライセンス契約書
・保証書

税抜価格
88,000円

発売時期
2008月 6月 2日